ストーリーの概要

菊池川 きくちがわ 流域には、二千年にわたる米作りによる大地の記憶が残っている。 平地には古代から受け継がれた条里、山間には高地での米作りを可能にした 井手 いで (用水路)と棚田、そして海辺には広大な耕作地を生み出した干拓。 米作りを支えた先人たちによる土地利用の広がりが、今も姿を留め、その全てをコンパクトに見ることができる。更に賑やかな祭りや豊かな食という無形の文化も息づくなど、菊池川流域は古代から現代までの日本の米作り文化の縮図であり、その文化的景観や米作りがもたらした芸能・食文化に出会える稀有な場所なのである。
米作り、二千年にわたる大地の記憶~菊池川流域「今昔『水稲』物語」~を読む

位置図

九州地図玉名市、和水市、山鹿市、菊池市 拡大地図

菊池川・ミネラルウォーターランド~阿蘇から有明海へそそぐ恵みめぐり~

菊池川は、阿蘇と有明海を結び、山から湧き出たミネラルと海からのミネラルをゆったりとした流れに乗せて流域に恵みを与えている。
山海のミネラルは、豊かな食文化を育み、温泉や幻想的な菊池渓谷などの景観とともに、人々が健康に豊かに生きるために必要な心のミネラルをもたらしてくれる。  連綿と続く人々の営みが結んできた、水の恵みをめぐることができる日本の原風景。それが、ここ菊池川流域ミネラルランド。

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