関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 山鹿市菊鹿町阿佐古 |
時代 | 室町時代からか |
説明 |
阿佐古かせいどりうちは、山鹿市菊鹿町の阿佐古地区で行われている小正月の行事で、毎年1月14日の夜に行われます。約600年前から続けられていると伝わっています。 かせいどりとは70cmのしめ縄に粟の穂をさしたもので、毎年1月初旬に座頭の家に集まって作ります。材料となる稲と粟も毎年地元で育てられているものです。 当日は年の神の代わりとなった子どもたちが顔に墨を塗り、神社でかせいどりを清めたあと、集落を1軒ずつ周ります。戸を開け「かせいどり、どっさりお祝いな」の大きな声とともに、かせいどりで上がりかまちをたたきます。家人に迎えられた後、別に作った小型のかせいどりを渡し、お礼としてお餅やお菓子を受け取ります。家人はもらったかせいどりを神棚に供え、五穀豊穣や家内安全を祈ります。 少子化の影響で子どもの数が減少しながらも、地元の方々の努力によって現在も大切に続けられています。 |
関連HP等URL | |
アクセス | 国道325号の鹿本町来民交差点から菊鹿町方面へ車で約20分 |
駐車場 | なし |
見学 | 見学不可 |
問合せ先 | 山鹿市文化課(0968-43-1651) bunka@city.yamaga.kumamoto.jp |