関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 和水町平野 |
時代 | 江戸時代後期 |
説明 |
文化6年(1809)に当時の平野村庄屋の北原松右衛門(まつえもん)の発案で、6年がかりの工事で完成した井手です。菊池川の支流の和仁川の平野堰から取水し、平野地区の田を潤しています。その長さはおよそ2.5kmで、これにより10数haの水田が拓かれ、渇水時の問題も解消されることとなりました。しかし、この井手は山のふもとを曲がりながら通っていたため、洪水の時には何度も被害が出ました。開設から21年後の文政13年(1830)、山をくりぬき約35mのマブ(水路トンネル)を通し、その被害は無くなりました。 現在、井手も堰もコンクリートのものに改修されていますが、マブは当時の姿で利用されています。また、堰の近くには当初に利用されていた樋門が移設、復元されています。 |
関連HP等URL | |
アクセス | 菊水インターから車で10分、南関インターから車で15分 |
駐車場 | 無し |
見学 | 常時可 |
問合せ先 | 和水町社会教育課 0968-34-3047 |