関連遺跡の名称 | |
---|---|
所在地 | 山鹿市長坂(長坂厳島神社) |
時代 | 室町時代からか |
説明 |
なれなれなすび踊りは、山鹿市長坂の厳島(いつくしま)神社で毎年3月9日に近い土曜日の夜に行われている祭礼です。「なれなれ」は豊作になれという意味で、五穀豊穣を祈る踊りが神社に奉納されます。踊りの起源は室町時代とされ、昭和45年に山鹿市無形民俗文化財に指定されました。神社にまつられているのは3人の女性の神様で、神様がやきもちを焼くという言い伝えから踊り手、太鼓の打ち手、歌い手のすべてを男性が担当します。 踊り手は麻の狩衣(かりぎぬ)をまとい、二つ折りにして長烏帽子(ながえぼし)風にした編み笠を被り、わらじを履きます。太鼓を囲むように輪になり「みんみら三つよさ」の歌に合わせて跳ねるように踊ります。 神社で奉納を終えた後は、子どもたちの松明(たいまつ)の灯りを頼りに約500m離れた千田川堤防沿いの稔(とし)の神まで移動し、再び踊りを奉納します。現在も地元の方々によって大切に受け継がれている祭礼です。 |
関連HP等URL | |
アクセス | 方保田(かとうだ)バス停から徒歩約25分 |
駐車場 | 有(5台) |
見学 | 少人数であれば可能 |
問合せ先 | 山鹿市文化課(0968-43-1651) bunka@city.yamaga.kumamoto.jp |