関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 山鹿市山鹿1499 |
時代 | 明治43年(1910) |
説明 |
八千代座は、山鹿の米問屋や造り酒屋などの「旦那衆」と呼ばれた実業家たちによって建てられました。建設後、様々な催しものが行われ、娯楽の殿堂として地域の人に親しまれていました。 しかし、映画やテレビなど娯楽の多様化で公演が次第に減り、昭和40年代後半に閉鎖されました。その後は廃屋状態となり解体の危機もありましたが、復活のきっかけになったのが地元老人会による瓦一枚運動でした。この運動によって募金活動が進められ、八千代座は文化財としての価値が見直されるようになり、昭和63年には国の重要文化財に指定されました。 平成8年から13年に行われた平成の大修理の際には、天井のシャンデリアや広告絵などが再現され、華やかな姿によみがえりました。 現在も、著名な歌舞伎役者の公演や市民の発表会の場となるなど芝居小屋として利用されているほか、江戸時代の様式を伝える貴重な文化財として、多くの見学者が訪れています。 |
関連HP等URL | 八千代座 |
アクセス | 産交バス「山鹿温泉[八千代座入口]」から徒歩5分 |
駐車場 | 有(約10台) |
見学 | 午前9時から午後6時まで(公演時は不可) 有料大人530円 休館日は毎月第2水曜日 |
問合せ先 | 八千代座(0968-44-4004) |