関連遺跡の名称 | |
---|---|
所在地 | 玉名市青木 |
時代 | 古墳時代後期(6世紀) |
説明 |
菊池川とその支流である三蔵川の合流地点から1.2km程さかのぼったところの北岸、月田山(つきださん?)から伸びた丘陵の南西側、標高約40mのところに溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)の露頭があり、その約70mの範囲内に10基の横穴が残っています。10基の内の8基は比較的密集していますが、2基は離れた位置に横穴が見られます。10基のうちほとんどの横穴は左右と奥の三方に屍床(ししょう:遺体を安置する場所)をもつ構造をしていますが、2基は床が平坦で平面形状が方形となっています。また横穴に付属した小型横穴も1基残っています。天井の形状は、家形をしているものからドーム状になったもの、またその中間の形態をとるものなどバリエーションがあり、家形の形状をしたものが古いと考えられています。飾縁に装飾が施されたものがみられるため、菊池川流域の装飾古墳に数えられていますが、中でも10号横穴は飾縁に赤い顔料で点を描き、その周辺を白の顔料で四角形ないし五角形で囲んだ文様が残っています。また、4号横穴では内壁が全面赤く塗られている状況が確認されました。 |
関連HP等URL | |
アクセス | JR新玉名駅から車で8分 |
駐車場 | なし |
見学 | 見学不可(指定史跡ではないため現況も不明) |
問合せ先 | 玉名市教育委員会文化課 電話番号:0968-75-1136 メールアドレス:bunka@city.tamana.lg.jp |