関連遺跡の名称 | |
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所在地 | 和水町江田 |
時代 | 5世紀後半 |
説明 |
江田船山古墳は、和水町南西部の清原台地上に所在する前方後円墳です。 清原台地上の塚坊主古墳、虚空蔵塚古墳とともに国史跡に指定されています。 古墳の長さは62m、周溝を含むと77mになります。構造は三段築成で、左右には祭祀等を行ったとされる造り出し部をもちます。横口式家形石棺の形態や出土遺物等から、5世紀後半築造の古墳と位置付けられています。 古墳の主体部は明治6年に地元の人々により発掘され、豪華な副葬品が多く出土しました。金銅製冠帽や神人車馬画像鏡など被葬者の権力を示す副葬品が多く発掘されましたが、その中でも特筆すべきは銘文が記された銀象嵌銘大刀です。銘文には被葬者「ムリテ」の名前や「ワカタケル大王(雄略天皇)」の名前などが記されており、古墳時代の文書資料として大変貴重な価値を持っています。その貴重さから、大刀を含む計92件の出土品が国宝に指定され、東京国立博物館に展示されています。 |
関連HP等URL |
和水町HP
なごみツーリズム |
アクセス | 産交バス 玉名山鹿線(玉名高校ー東郷経由)、(玉名中町ー米野岳経由)「菊水ロマン館前」から徒歩5分 |
駐車場 | あり(150台、大型可) |
見学 | 常時可 肥後民家村内に江田船山古墳出土品のレプリカを展示した歴史民俗資料館がある。 |
問合せ先 | 和水町教育委員会社会教育課 0968-34-3047 syakai@town.nagomi.lg.jp |