山鹿市「湯の口ため池・井手」世界かんがい施設遺産に認定! NEW

国際かんがい排水委員会(ICID)は、熊本県山鹿市にある江戸時代のもとしては県下最大級のため池「湯の口ため池・井手」を「世界かんがい施設遺産」として認定することが決定しました!

 

「湯の口ため池・井手」は、江戸時代末期、惣庄屋兼代官の遠山 弥二兵衛(とおやま やじべい)がため池造りを計画し、
1857年に完成。ため池の完成により50万トンの水を蓄えることができるようになり、今も地域の農業を支えています。

 

また、池のほとりには「遠山神社」をつくり、ため池の清掃や草刈りなどの維持管理のほか、毎年4月4日は彼の功績を偲びながらお祭りを行い、伝統文化を育んでいます。

 

菊池川流域日本遺産の構成文化財にも選ばれている「湯の口ため池・井手」。
今もなお大切に整備され、受け継がれています。