旧玉名干拓施設の清掃作業が行われました!

去る10月24日、横島町文化財保存顕彰会(会員)の呼びかけで、市民各種団体や行政等からのボランティアにより、『旧玉名干拓施設』の明豊・大豊潮受堤防約2.5kmの範囲の除草作業が行われました。

熊本県は、北部で有明海・南部で八代海に面し、全国的にも干拓が盛んな地域で、各地に江戸時代や明治時代の干拓関連施設がよく残っています。
その中の明治時代に築造された堤防、樋門の一部が玉名市の『旧玉名干拓施設』、八代市の『旧八代海干拓施設群』として国の重要文化財に指定されています。

『旧玉名干拓施設』の高さ約6m、総延長5.2kmに及び石垣が続く干拓堤防は、「海の万里の長城」との異名もあり、今もなお地域の宝として大切に保護・活用されています。


 

『旧玉名干拓施設』 ※除草作業された範囲と異なります。